オススメ買取方法3選!香港切手を高額で売るには?
少し特殊な事情のある「香港切手」は1891年頃~1995年頃の間で香港で発行・使用された切手の事を指します。
香港は最初中国の領土でしたが、戦争で敗れた事がきっかけで中国からイギリスの領土に、そしてイギリスから日本の領土に、1997年には無事に中国に返還されたという歴史があります。
中国に返還されて以降は中国と同じ切手を使用しており、香港独自の切手は発行されていません。
なので「香港切手」と呼ばれるものは、先ほども言いましたように占領されていた時代の香港での切手となります。
イギリスの領土であった時はイギリスで発行された切手を使用し、日本の領土であった時は日本の郵便局が発行販売した切手を使用していたんですね。
期間限定のような切手になるので種類もそれほど多くはないですが、一部の切手コレクターの間では根強い人気があります。
香港切手のオススメ買取先を3つ後紹介しましょう。
香港切手オススメ買取方法3選!賢く選ぼう
香港切手の価値は素人ではまったく分からないのが現状。
高い価値があるものも紛れている可能性があるので、捨てずにそのまま買い取ってもらうのが良いかと思います。
少し特殊な事情のある「香港切手」のオススメ買取方法3選をチェックしてみましょう!
リサイクルショップ
古着や古本を売る場所としてメジャーなリサイクルショップ。
切手という扱いづらいものも場所によっては売ることができるので事前に近くのリサイクルショップで買取してもらえるか問い合わせてから、持ち込みましょう。
もちろん買取を断られることもあるので注意。
持ち運ぶ手間はありますが、近所でしかも切手自体が荷物にならないので気軽に利用できる切手買取方法と言えます。
ただし、スタッフは切手査定の素人が多く、用意されたマニュアルに沿って査定されてしまうのできちんとした買取額が期待できません。
とりあえず売りたい、処分したいという方にはオススメですが、1枚1枚丁寧に査定して欲しいという方には不向きです。
ネットオークション
最近では利用する人も増えたネットオークション。
何でも売ることができますし自分で販売金額を設定できるので、上手く取引ができれば希望の買取額になる場合もあります。
もともと切手の知識があり、自分でさばきたいという方にオススメの方法。
ネットオークションを利用して古い切手を収集するコレクターもたくさんいるので、タイミングがあえば香港切手でも買い手がつくでしょう。
ただし、価格設定はもちろん、売る切手の画像撮影、入札状況の確認、落札者とのやりとり、梱包・配送と全て自分で行わなければいけないので大分大変です。
また、落札者とのトラブルにも巻き込まれる危険性があるので、ネットオークション慣れしていない方も避けた方が良いかもしれません。
切手買取専門サイト(インターネット)
切手買取で一番安心で人気のある方法がこのインターネットでの切手買取専門サイト。
業者だと切手買取というマニアックな部門であるがゆえ、近くに店舗が無い場合があります。
そんな時でもネットの切手買取専門サイトなら住んでいる地域に関係なくいつでもどこでも利用できます。
お手持ちのスマホやパソコンから申し込みできますし、香港切手という特殊な切手の買取実績も豊富なのがポイント。
リサイクルショップと違い、きちんとした査定スタッフも常在しているので、安心して買取をお願いできちゃうんですね。
気軽に利用できるのにしっかりと査定してもらえる、これが切手買取専門サイトの大きな魅力なんです。
香港切手は素人の目ではその価値を見極めることができません。
大量に所持している方もまとめて査定してもらえるので、大掃除の際などに活用してみると良いですよ。
買取サービスの種類も豊富で、キャンセル料や査定料が無料なサイトが多いです。
香港切手の種類と相場
香港切手の種類は全部で6種類ほどあります。
最初に発行されたと言われている切手はヴィクトリア女王(イギリス)の横顔が描かれた切手で、額面は2,8,12,18,24,48,96セントがありました。
香港切手なのに、イギリスのデザインのものが有名なのも特徴の1つ。
「香港植民地50年記念切手」は1891年にイギリスの殖民50周年を記念して発行された香港切手で、有名なヴィクトリア女王の横顔がデザインされています。
次に1935年に発行されたのが「ジョージ5世在位25周年記念切手」で、王冠姿のジョージ5世の横顔、そしてその城が描かれているのが特徴です。
その後、第二次世界大戦中に日本が香港を占領した時は「日本占領下の切手」も発行されました。
日本切手に香港総督部と加刷されているのが特徴。
香港切手の相場ですが種類や保管状態により大きく左右され、需要状態にもより、数百円~数千円程度となっています。
残念ながら日本では香港切手の需要がそれほど高くなく、額面価格と同じ、それ以下の相場になる事も多いので頭に入れておくようにしましょう。