うるとくコラム

海外切手の買取!需要はあるの?売れる種類は?

海外切手の買取!需要はあるの?売れる種類は?

古い切手を集めるコレクターさんは日本にもいますが、現在その買取需要は減少傾向にあります。

今後もどんどん減少していく事が予想されるので、古い切手を処分・売りたいという方はなるべく早く買取査定をお願いした方が良いでしょう。

自宅や祖父母宅で見つけたお宝切手、そのままリサイクルショップに持っていく方も多いと思いますが、きちんとした査定をしてもらえないと額面と同じ位、またはそれ以下・無料と納得のいく買取価格になりません。

海外(外国)切手にもいくつ種類があります。

切手コレクターが集める種類は普通切手はもちろん、特殊切手や軍事切手、記念切手、文化人切手、航空切手、プレミア切手など実に様々。

中には消印切手と呼ばれる使用済み切手を好んで集めているコレクターもいるので、どんな状態であっても古い切手は買取査定に出す価値があるんですね。

今回は買取需要のある「海外(外国)切手」の買取にスポットを当ててみました。

ここがポイント

海外切手の査定や買取依頼なら切手に関する正しい知識を持った査定員が在籍しているバイセルがおすすめです。バイセルは1日あたり700件近くの買取依頼がある上場企業で、切手の販路をたくさん持っているため高価買取に期待する事が出来ます。

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海外(外国)切手にはどのような種類があるの?

ユニークなデザインも多く、オシャレな海外切手はコレクターの間でも根強い人気があり、旅行の際などに買い集めているという方も少なくありません。

特に中国切手はプレミアレベルの価値があるものが多く、数万~数十万、数百万と非常に高い買取額になることもあります。

1枚でも美品で持っていればそれだけで高額査定が期待できちゃうんですね。

中国切手以外であれば、モーリシャス切手やペニー切手などが代表的です。

買取相場を見てみましょう。

ペニーブラック

イギリスで1840年頃に発行された世界で初と言われる海外郵便切手となっており、その買取価格も需要も高いのが特徴。

額面は1ペニーとなっていますが、買取相場は10万円以上、保管状態によっては50万~80万ほどの買取額がつく場合もあります。

名前の由来は切手の刷り色がブラックカラーであるため。

買取を依頼するタイミングやその時の相場にも左右されますが、プレミア切手の1つとして考えて良いと思います。

同じくイギリスで1841年頃に発行されたペニーレッド切手も買取における価値が高い事で有名。

世界で三番目に発行された古い切手であり、ペニーブラックとデザインは一緒で刷り色はレッドカラーとなっています。

買取相場もペニーブラック切手よりは下がってしまいますが、バラ切手でも5000円前後、状態によっては10.000円前後の相場になる事もあります。

額面も同じく1ペニー。

ペンスブルー

額面が1ペニーであるペニーブラック、レッド切手に対し、ペンスブルーは額面が2ペンスのイギリス発の切手となっています。

発行されたのは1840頃、ペニーブラックの次に販売された世界で2番目の切手であり、その名の通り刷り色はブルーカラー。

買取価値はペニーブラックと並ぶかそれ以上と言われており、未使用のものであれば十万円前後の買取額が期待できます。

希少な切手であるため、消印切手でも数万円で取引されることがあるそう。

ブルーモーリシャス

プレミア切手の中でも非常にプレミアなのがこの1847年にモーリシャス島で発行された「ブルーモーリシャス」。

別名ポストオフィス切手。

切手のエラー印刷があったこともあり、発行期間も発行数も非常に少なく、現在分かっているだけで26枚程度しか無いとされているんですね。

デザインはペニーブラックと似ており、滅多にお目にかかれない超プレミア級の切手であるため買取額がすぐにつけられないほどその希少価値が圧倒的に高いと言われています。

自宅に眠っている可能性も非常に低いわけですが、もし見つけたのであれば大切に丁寧に保管しておいてください。

買取相場は推定ですが1億円前後になるかと思います。

最後にブルーモーリシャス切手が市場に出回ったのは60年以上も前とされているので、ひょっとしたらもう残っていないのかもしれません。

海外のユニークな切手も買取需要あり!

海外切手は日本切手と違うオシャレさや可愛さ、ユニークさがあり、デザインを重視して集めている海外切手コレクターもたくさんいます。

例えば、スイスの「チョコレート切手」!

その名の通り、チョコレートの香りがついた切手で、デザインも板チョコ風でとっても可愛い海外切手なんですね。

他の国でもお花の香りがする切手などが販売されています。

ハンガリーの「刺繍切手」もとってもユニーク!

ハンガリーの鮮やかな民族衣装をイメージして刺繍されており、色使いも丁寧で見た目も可愛らしく、女性の切手コレクターを中心に人気があります。

また、今はもう存在しない国、デッドカントリーの切手も買い求める方が結構います。

「西ドイツと東ドイツの切手」はベルリン崩壊前に発行された切手であり、今はもう生産・発行されていません。

買取相場も高めです。

海外切手は中国切手も含め、希少価値の高いものも隠れています。

買取をお願いする際はしっかりと相場をリサーチしてから買取業者を選ぶようにしましょう。

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