80年代アイドルのレコード買取相場は?プレミアが付く高額盤、高く売るコツを解説

80年代には、松田聖子、中森明菜、たのきんトリオやシブがき隊など、多くのアイドルが誕生しました。
数々の名曲は、かつて大ヒットしただけでなく、現在でも多くの若者や、海外の音楽好きの間で親しまれています。
当時発売されたレコードは、保存状態がよければ今でも十分に聞くことができます。
レコード特有の音質や、レコードを再生するなつかしさが、多くの世代に親しまれています。
中古市場ではレコードの価値も高まっており、当時のレコードが思わぬ金額で取引されることもあります。
本記事では、80年代アイドルのレコードに焦点を当て、高額査定のレコードや、より高く買い取ってもらうためのポイントを紹介します。
80年代アイドルのレコードをお持ちの方は、ぜひチェックしてみてください。
80年代アイドルのレコードは買取で高く売れる?

80年代アイドルは数多くのレコードを出しており、買取価格が一概に高いとは言い切れません。
大ヒットしたレコードは市場に流通している数も多く、中古市場での取引金額も高くなりにくいです。
一方で、人気の80年代アイドルのレコードでも、会場限定や非売品などのレコードは、なかなか手に入りにくいため、高額査定につながる可能性が高いです。
レコードを査定するためには、80年代アイドルの人気度合いやレコードの状態、中古市場での価値など、さまざまな項目を加味しなければなりません。
そのため、レコードや80年代アイドルの専門知識が豊富なレコード買取店を選ぶのが、高価買取のポイントです。
どんなに価値があるレコードでも、レコードの知識がないと安く買いたたかれてしまう可能性があるので注意しましょう。
自分が持っているレコードの価値がわからない、できるだけ高く買い取ってほしい方は、レコード専門店の査定を受けてみることをおすすめします。
高値が付く80年代アイドルのレコードの特徴

買取店で高額査定されやすい80年代アイドルのレコードの特徴を紹介します。
自分が持っているレコードが以下の項目に当てはまるか、チェックしてみましょう。
限定盤のレコード
現代でも、初回盤や通常盤のレコードがあるように、レコードにも通常版とは違う限定盤が多数登場しています。
地域限定、コンサート会場限定など、限定盤のレコードは、当時から入手が難しく、製造されている量も少ないため、中古市場では高い価値があります。
人気の80年代アイドルの限定盤のレコードなら、思わぬ価格がつくでしょう。
マイナーなアイドルであっても、限定盤というだけで価格が跳ね上がることがあります。
再発されたレコード
近年のレトロブームにより、80年代アイドルも多くのレコードを再販しています。
通常、再販されたアイテムは発売当初のものよりも価値が下がってしまいます。
ですが、80年代アイドルの再販レコードは、受注生産で数が少なかったり、限定ボックスなど豪華な特典がついているものが多いです。
また、新しいレコードは状態がよく、音飛びすることなくクリアなサウンドで聞けるという魅力もあります。
その分、高い金額で買い取ってもらえる可能性が高いです。
再販されたレコードをお持ちの方は、中古市場の相場を調べてみましょう。
付属品が揃ったレコード
80年代アイドルのレコードには、ピンナップや帯など、さまざまな付属品がついています。
これらの付属品がついているレコードは、高い金額で買い取ってもらいやすいです。
買取価格を公開しているレコード買取店は、付属品込みの価格を提示しているケースも多いです。
レコード本体よりも、ピンナップなどの付属品目当てに中古のレコードを探しているファンもいるため、買取査定において付属品の有無は非常に重要です。
そのレコードに付属品がついていたか、付属品は揃っているかを確認してから査定を依頼しましょう。
プロモーション盤のレコード
プロモーション盤のレコードは、通常盤よりも高い金額で取引されるのが一般的です。
プロモーション盤とは、レコードの発売前に、レコード会社がラジオ局などに配布するレコードのことです。
市場に出回ることがなく、プレス数も非常に少ないため、ファンにとってはたまらないお宝アイテムです。
プロモーション盤は簡単に入手できるものではなく、80年代の人気のアイドルのものであれば、高額査定が期待できるでしょう。
売れる前のアイドルのレコード
80年代には多くのアイドルが誕生しましたが、売れるまでに苦労をしたアイドルもたくさんいます。
佐藤恵利、八木美代子、中野美紀、河合美智子など、トップアイドルにはならなかったものの、根強い人気を誇るアイドルのレコードなども、高額査定につながりやすいです。
売れなかったアイドルのレコード、売れる前のアイドルのレコードは、製造数も非常に少なく、所有している人、現存数も少ないため、中古市場では高額で取引される可能性があります。
一方で、これらのレコードの査定は非常に難しく、レコードに詳しい買取店を見極めて査定を依頼しなければなりません。
プレミア価値が付く80年代アイドルのレコードは?

80年代アイドルのレコードの中でも、とくに高額査定になりやすいレコードを紹介します。
下記のレコードは、購入価格よりも高い金額で取引できる可能性が高いです。
お持ちの方は、状態が劣化する前に査定を受けてみましょう。
また、以下で紹介するレコードの買取価格は、あくまでも参考価格です。
レコードの買取金額は、レコード本体の状態やレコード買取店の在庫状況、中古市場のトレンドによっても大きく変動します。
参考程度にとどめ、実際の金額は査定を受けて確認しましょう。
松田聖子「Squall」マスターサウンド盤
松田聖子「Squall」マスターサウンド盤の買取参考価格は6,000円です。
80年代アイドルの代表として今でも多くのファンを魅了し続けている、松田聖子。
松田聖子のレコードは数多くヒットし、現在でも中古市場に多く流通しています。
そのため、高い買取金額を期待するのは難しいですが、マスターサウンド盤なら高額査定が期待できます。
マスターサウンド盤は、ソニーが発表した高音質のレコードです。
当時はすでにCDが流通し始めていたので、マスターサウンド盤のレコードが販売されたのはほんの一瞬でした。
そのため数が非常に少なく、今では貴重なアイテムとなっています。
松田聖子は「Squall」以外にも10枚程度マスターサウンド盤のレコードを発表しており、松田聖子以外の80年代アイドルもマスターサウンド盤を発売しています。
レアなレコードのため、通常盤よりも査定金額が高くなる可能性があります。
マスターサウンド盤は、ジャケットにマスターサウンドのマークがついているので、手元のレコードにこのマークがついていないかチェックしてみましょう。
中森明菜「Cruise」
中森明菜「Cruise」の買取参考価格は、8,000円です。
中森明菜も、松田聖子と並び80年代アイドルを代表する存在です。
数多くのヒット作を生み出しましたが、「Cruise」は最後のレコードとして有名です。
ファンの間でも非常に人気が高く、中古市場でもいまだに高額で取引されています。
ジャケットが綺麗で問題なく再生できるような、保存状態がいいレコードであれば、さらに高い金額での取引も期待できるかもしれません。
佐東由梨「ロンリー・ガール」
佐東由梨「ロンリー・ガール」の買取参考価格は、10,000円です。
デビューしてから2枚目のシングルですが、アイドル戦国時代ともいえる時代の中で思うようにヒットせず、増産もされませんでした。
そのため、流通数が非常に少なく、今となっては非常にレアな一枚となっています。
河合奈保子「しあわせの輪をひろげよう」
河合奈保子「しあわせの輪をひろげよう」の買取参考価格は、8,000円です。
「エスカレーション」「けんかをやめて」などのヒットソングがありますが、「しあわせの輪をひろげよう」は非売品のシングルです。
農協共済の歌として浸透しているものの、通常のルートでは入手できません。
中古市場に出回っている数も非常に少なく、その分査定金額が高めに設定されています。
倉田まり子「YOUNG CITY」
倉田まり子「YOUNG CITY」の買取参考価格は、10,000円です。
栃木県宇都宮市のショッピングセンターのテーマソングです。
地域限定で販売され、製造数も非常に少なく、当時のファンでも入手することは非常に難しいアイテムでした。
一般にほとんど流通しておらず、良い状態で残っている枚数もかなり少ないため、査定に出せば高額での取引が期待できます。
80年代アイドルのレコードを高く売るコツ

80年代アイドルのレコードは、高額査定につながるものもあれば、高値がつきにくいものもあります。
ですが、同じ状態のレコードでも、少しのポイントを意識するだけで、査定額がアップするケースもあります。
査定に出す前には、以下の点も取り入れてみましょう。
少しでも査定金額を高めるためのポイントを、ぜひチェックしてみてください。
買取実績が豊富な買取店に売る
レコードを売る買取店を選ぶ際は、買取実績が豊富な買取店を選びましょう。
レコードは、近年のレトロブームによって徐々に需要を高めているアイテムです。
時代の流れ、中古市場のトレンドをしっかり見極められる査定スタッフがいる買取店を選べば、適正な金額での取引が期待できます。
中古市場の相場を確認して売る
80年代アイドルのレコードは、どれも同じように見えて、思わぬ金額になるものもあります。
自分でも気づかないうちに安く売ってしまった、ということがないように、査定に出す前に売りたいレコードの市場相場を確認しておきましょう。
オークションサイトで取引されている金額や、買取店の買取価格表などで、中古市場でどれくらいの価値があるレコードなのかをチェックできます。
同じタイトルでも、会場限定盤やジャケット違い、初回盤、付属品の有無など、通常盤とは違う金額で取引されるレコードもあるので、間違えないようにレコードをよく確認することも大切です。
複数の買取店の査定額を比較する
レコードは、査定に出す買取店によって査定金額が大きく変動します。
レコードに詳しい買取店、80年代アイドルに詳しい買取店などに査定に出せば、レコード一枚一枚の価値を見極めて査定してくれるでしょう。
反対に、レコードの買取実績が少ない買取店や、80年代アイドルの知識がない買取店に依頼すると、レコード本来の価値を見つけてもらいにくくなってしまいます。
さらに、買取店の在庫状況や販売ルートなども、査定額には影響します。
そのため、最初から買取店を一社だけに絞らずに、複数の買取店に査定を依頼するのがおすすめです。
査定料が無料の買取店に依頼すれば、損をすることなく買取店を見極めることが可能です。
まとめ
80年代アイドルのレコードの買取金額や、高額査定のポイントを紹介しました。
80年代には数多くのアイドルが生まれ、今でも愛され続ける名曲の数々を残しています。
「当時の名曲をもう一度聞きたい」「かつてのアイドルの曲をレコードで聞いてみたい」「かわいいアイドルのジャケットのレコードがほしい」などの理由で、中高年だけでなく若者にも、80年代アイドルのレコードは需要があります。
自宅にもう聞かなくなった80年代アイドルのレコードがある方は、買取店の査定を受けてみましょう。
昔懐かしい80年代アイドルのレコードが、思わぬ金額になるかもしれません。査定に出す際は、今回紹介した高価買取のコツも、ぜひ取り入れてみてください。