反物を高値で売るための買取業者選び!早めに売るのがポイント?
着物の買取情報を調べていると出てくる「反物」。名前は知っているけど、どんなものか詳しく知らないという方もいると思います。
反物を着物の種類の1つと思っている方もいますが、ざっくり説明しますと「反物」とは着物に仕立てる前の布全般を指し、着物1着分を仕立てるために必要となる用尺となっています。
長さおよそ12m、幅およそ36cmほどとなっており、クルクルと巻物のようにして保管するのが一般的。
よく昔話などで大きな巻物のように巻いてある布が登場しますが、その布が反物になります。
一反に仕上がっているのでツギハギのようにはなっていません。
実際に広げてみても分かりますが、つなぎ目1つない綺麗な布となっているんですね。
そんな反物を持っているけど、仕立てられないので処分・整理しようとお考えの方へ!仕立てもリメイクもできないのであれば、そのまま買い取ってもらってみてはいかがでしょうか?
着物買取専門業者の中には「反物」の買取実績が豊富な業者もいくつかあります。
このまま布着れになってしまう前に、不要になった反物があれば早めに買取査定をお願いしてみましょう。
反物を高値で売るための買取業者選びは慎重に!
型崩れする恐れがあったりサイズが決まっている着物と違い、反物は仕立てる前なので比較的状態が良い事が多いです。
さらに正絹などの良質な素材であれば買取価格がグンと上がる場合があります。
反物の買取相場ははっきりしておらず、売るタイミングや査定する人の目利き、状態や素材によって敏感に変わっていくんですね。
もし反物をできるだけ高値で買い取ってもらいたいのであれば買取業者選びは特に慎重になった方が良いでしょう。
反物でも中には100万円以上の買取額がつくものもありますので。
リサイクルショップや質屋は避けた方が無難
金額を重視しないのであればリサイクルショップや質屋に持ち込んでも大丈夫ですが、きちんとした査定をして納得のいく買取額を出して欲しいという方は避けた方が無難かと思います。
反物の良し悪しや価値は、専門のプロでなければ見極めることができません。
本当は高級な反物でも、少し綺麗な布程度の査定をされてしまったら10,000円を下回ってしまうこともあります。
また、写真や動画を見るだけではその反物の価値は分からないのでネットオークションも避けた方が良いと思います。
質屋でもリサイクルショップでも着物であれば多少なりと買い取ってもらえますが、反物となるとリサイクルするにもどう扱って良いか分からなくなるので買取を拒否される場合もあるのでご注意。
どうしてもリサイクルショップや質屋で買い取ってもらいたいのであれば証紙、証明書は必ず持っていくようにしましょう。
素材や種類を見極める事ができるスタッフがいる
業者を最優先に反物はデザインや柄、色味だけでなく伝統工芸品や有名作家の作品であるか、またどのような素材を使っているのかで査定額が大きく変わります。
反物の素材は麻や木綿、絹などがありますが、中でも絹(正絹)は最も高級な素材となっています。
絹の反物は重ければ重いほど、たくさんの絹を使っていることになるのでその分希少価値も上がっていきます。
絹の反物であれば呉服店や着物買取の店舗でもほぼ買い取ってもらえるでしょう。
麻や木綿でも伝統工芸品や有名作家の作品であれば高値がつきやすくなります。
それに加えて証紙、証明書も必ず用意しておいてください。
反物の素材や種類を見極めることは簡単な事ではありません。
しっかりと目利きのあるスタッフがいる業者さんを最優先に選ぶようにしましょう。
呉服店や着物買取の店舗が近くにない、という方はインターネットでの着物買取サイトを利用してみましょう。
インターネットの着物買取サイトの出張買取を賢く利用!
インターネットの着物買取サイトには出張買取サービスを行っているところがあります。
査定料もキャンセル料も無料の場合がほとんどなので、少しでも気になったらサイトにアクセスしてみてください。
反物は着物1着分の面積があるので丸めてあっても持ち運ぶのは大変です。
何枚もあるとなると一人では持ち運びできないですよね。
ここで諦めてゴミとして処分してしまう方もいますが、そんな時はぜひインターネットの着物買取サイトの出張買取サービスを利用してみましょう。
電話や申し込みフォームから簡単に申し込み・予約できますし、全国内の地域に対応しているので地方に住んでいる方も気軽に査定依頼することが可能です。
インターネットの着物買取サイトは実績のある有名なサイトがいくつかあります。
個人のサイトでも良いですが、小さいサイトですと出張買取サービスを行っていない可能性があるので迷った時は有名なサイトに絞ると良いでしょう。
反物の他にも着物はもちろん、和装関連の小物の買取も扱っています。
いらなくなった反物の買取の際に参考にしてみてくださいね。